W EC AI WorksECの仕事を、AIで減らす。

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全店舗の担当AIを集めて、
戦略会議をする

うちは、本店、楽天、Amazonなど、各店舗にAIエージェントの担当がついています。

それぞれが、自分の店舗の数字を見たり、商品を確認したり、施策を考えたりしています。

今までも定期的に、

「今月はどの商品を押していくか」

「この時期は何に力を入れるか」

「広告をどうするか」

みたいな方針確認はしていました。

人間でいう、ちょっとした戦略会議です。

ただ、店舗が増えると、これがまあ面倒です。

本店で方針を決める。

その内容を楽天に伝える。

Amazonにも伝える。

だいたい同じ内容なので、コピペ的に伝えることも多いです。

でも、実際にはそれではダメなんですよね。

同じ商品を売っていても、店舗によって売れ筋が違います。

本店では売れているけど、Amazonでは弱い。

楽天ではイベント時に強いけど、通常日は弱い。

同じ商品でも、価格帯や広告の効き方が違う。

なので本当は、各店舗ごとに昨年の実績や直近の販売動向を見ながら、細かく方針を決めたほうがいいです。

分かってはいました。

ただ、全部の店舗担当と毎回それをやるのは面倒です。

なので、全モール担当のAIを集めて、戦略会議をするようにしました。

会議を始める前に、各担当AIは自分の店舗について調べます。

  • 過去の販売実績。
  • 直近の売上。
  • 売れている商品。
  • 広告の状況。
  • 在庫。
  • 季節性。
  • 最近伸びているもの、落ちているもの。

それを確認したうえで会議に参加します。

そして各担当が、

「楽天ではこの商品を押したい」

「本店ではこちらのほうが利益が取れる」

「Amazonではこの商品が落ちているので別の商品を伸ばしたい」

というように意見を出します。

意見が同じなら、そのまま方針になります。

意見が違うところだけ、さらに数字を見て議論します。

会議を始める前に、自分の店舗について調べる 本店 担当AI 楽天 担当AI Amazon 担当AI 戦略会議 各担当が意見を出す 意見が同じなら そのまま方針になる 意見が違うところだけ さらに数字を見て議論 人間 その経緯と結論を見て、指示するだけ
各担当AIが自分の店舗について調べてから会議に参加する。意見が同じなら、そのまま方針になる。意見が違うところだけ、さらに数字を見て議論する。

実際にテストしたときも、最初は、

「Amazonでは五葉松が落ちている」

という話が出ました。

ただ、他店舗の担当と見比べて再度調べると、五葉松全体が売れていないわけではなく、大きく値上げした入門価格帯の商品が落ちていることが分かりました。

一方で、価格帯が上の商品は本店では普通に売れていました。

こういうのは、一店舗だけ見ていると、

「五葉松が弱くなった」

で終わる可能性があります。

でも、複数店舗を横に並べて見ると、

「商品が悪いのではなく、価格帯の問題では」

という話になる。

一店舗だけ見ていると Amazon 「五葉松が弱くなった」 で終わる可能性がある 複数店舗を横に並べて見ると 本店 楽天 Amazon 「商品が悪いのではなく、 価格帯の問題では」
一店舗だけ見ていると「五葉松が弱くなった」で終わる可能性がある。複数店舗を横に並べて見ると「商品が悪いのではなく、価格帯の問題では」という話になる。

これが、全店舗で会議する意味だと思います。

そして、人間がやることはかなり少なくなりました。

AI同士が、

数字を調べる。
↓
意見を出す。
↓
食い違うところを再確認する。
↓
方針案をまとめる。

ここまでやります。

人間は、その経緯と結論を見て、

「それでいこう」

「そこは違う」

「この条件だけ変えて」

と指示するだけです。

これ、人間のMTGとほとんど変わらないです。

むしろ、会議前に全員がちゃんと数字を調べてくるので、人間の会議より真面目かもしれません。

うちではさらに、各店舗ごとに目標数値と進捗を追えるようにしています。

担当AIごとの日報ページもあります。

  • 今月の目標。
  • 現在の進捗。
  • 何をやったか。
  • 何がうまくいっていないか。
  • 次に何をするか。

そういうものが残ります。

なので人間は、毎日細かく指示する必要はありません。

たまに目標や日報を見て、

「ちゃんと進んでいるか」

「方向がおかしくなっていないか」

を確認する。

そして必要なときだけ戦略会議に入る。

AIエージェントを入れるというと、

「人間の作業を代わりにやってもらう」

という話になりがちです。

でも、最近やっていることは少し違います。

  • 担当者をAIにする。
  • 担当ごとに目標を持たせる。
  • 進捗を管理する。
  • 日報を書かせる。
  • そして担当者同士で会議をさせる。

だんだん、人間の会社組織とやっていることが変わらなくなってきました。

違うのは、会議に呼ばなくても勝手に数字を調べてくることぐらいです。

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