W EC AI WorksECの仕事を、AIで減らす。

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AIの「再発防止します」を
信用してはいけない

AIに仕事をさせていると、こんなやり取りがよくあります。

AIがミスをする。

こちらが指摘すると、

修正しました。

今後このようなことが起こらないように、〇〇します。

AIも原因を考えて、再発防止策まで出してくれます。

ところが、しばらくすると。

また同じようなミスをする。

これ、AIを使っているとかなりよくあります。

AIがミスをする こちらが指摘する 「今後は〇〇します」 再発防止策まで出してくれる しばらくすると また同じ ようなミス
AIも原因を考えて、再発防止策まで出してくれる。ところが、しばらくすると、また同じようなミスをする。

「覚えておきます」では再発防止にならない

原因は単純です。

AIが再発防止策をルールやメモ、コンテキストに書いたとしても、次回その情報を必ず読んで、その通り動くとは限らないからです。

情報が増えてくれば、なおさらです。

こちらでコンテキストを整理して、AIが必要な情報を読みやすい形にしていても、取りこぼしは起こります。

だから、

「次から気をつけます」

「ルールに書いておきました」

だけでは、本当の再発防止にはなりません。

再発防止は「記憶」ではなく「仕組み」にする

では、どうするか。

AIに覚えさせるのではなく、プログラムや仕組みにする。

ミスの原因が起こったときに、AIが注意して思い出すことに期待するのではなく、そもそもミスが起こりにくい流れに変える。

あるいは、ミスが起きても機械側で検知して止める。

そこまでやって、初めて再発防止です。

AIに覚えさせる ルールやメモに書く 次回、必ず読んで その通り動くとは限らない また同じようなミス 仕組みにする プログラムや仕組みにする そもそもミスが 起こりにくい流れに変える あるいは ミスが起きても 機械側で検知して止める
左はAIに覚えさせる再発防止。右はプログラムや仕組みにする再発防止。そこまでやって、初めて再発防止。

「それ、仕組み化できない?」と聞く

最近は、AIが

「今後は〇〇します」

と言ってきたら、そのまま終わらせず、

「それ、仕組み化できない?」

と聞くようにしています。

AIが再発防止を書いてきたあと、「再発防止は、仕組みとして、取り入れられましたか?」と聞くと、AIが「いいえ、まだです」と答えているやり取り
実際のやり取りです。AIが再発防止を書いてきたので、「再発防止は、仕組みとして、取り入れられましたか?」と聞きました。 返事は「いいえ、まだです」。ノートと説明書きに「次からこうする」と書いただけで、注意に頼る形のままでした。 ここから、機械が見つける形に作り直させています。
ミスが発生する。
↓
AIが原因を調べる。
↓
再発防止策を考える。
↓
その対策をプログラムやチェック機構にする。

この流れに変える。

そうすると、AIの注意力や記憶に依存する部分を少しずつ減らしていけます。

その確認すら、人間が毎回やらない

ただ、ここでもう一つ問題があります。

AIが再発防止策を出すたびに、

「それは本当に仕組み化したの?」

と人間が毎回確認するのも大変です。

これが頻繁に起こるのであれば、その確認自体も仕組み化したほうがいい。

つまり、

再発防止策は、基本的に記憶や記録に頼らない。

できるものはプログラム化、システム化して解決する。

という方針そのものを、AIの仕事のルールにしてしまいます。

そして報告の仕方も変える。

「今後は気をつけます」ではなく、

「再発防止のために、〇〇をプログラム化しました」

「〇〇を自動チェックする仕組みに変更しました」

という報告を基本にする。

ここまでやれば、人間が毎回「本当に再発防止になってる?」と確認する回数も減らせます。

AIの言うことを鵜呑みにしない

これは、いつも言っている

「AIの言うことを鵜呑みにしない」

の一つです。

AIが「再発防止しました」と言っても、

本当に再発しない仕組みになったのか。

それとも、単に注意事項を一つ増やしただけなのか。

ここは分けて考えたほうがいい。

現状では、コンテキストを整理してAIが読みやすい形を作っていても、こういうことはまだ起こります。

だから今のところは、

「記憶に頼る再発防止」から

「仕組みによる再発防止」へ変える。

さらに、

その仕組み化を人間が毎回確認しなくてもいいところまで、自動化する。

ここまでやって、かなり強い仕組みになると思います。

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