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Claude Codeの「Mods」で、
Claude Codeをもっと便利に使う

Claude Codeを使い込んでいると、AIそのものの能力とは別に、使い勝手の面でいろいろと不便を感じるようになります。

例えば、こんなことはありませんか?

  • AIに仕事を任せたけれど、作業が長引いていて、今何をしているのかわからない。
  • AIエージェントが増えすぎて、今誰を呼び出しているのかわからなくなる。
  • エージェント同士が連携して仕事をしているけれど、誰が誰に何を依頼しているのか見えない。
  • コンテキストの使用量を常に確認しておきたい。
  • 作業の途中でも、次の指示を素早く出したい。

こういった不便を解消するために、Claude Codeの画面を自分好みに改造してみました。

Claude CodeのModsとは?

2026年10月1日にAnthropicが発表した「Mods」は、Claude Codeの画面や動作を自由にカスタマイズできる仕組みです。

これまでのClaude Codeは、AIに仕事をさせる仕組みを作り込むことはできても、Claude Code自体の画面を変更するには制約がありました。

Modsを使えば、入力欄の上に情報を表示したり、右側に専用パネルを追加したり、ボタンや独自コマンドを作ったりできます。

しかも、プログラムを自分で書けなくても、Claude Code自身に作ってもらうことができます。

実際に作った画面がこちら

Claude Codeの入力欄の上に追加した表示。担当の顔アイコンと名前、「作業中です…」の吹き出し、別の担当に依頼中であること、前回20秒・0手、「進めてください」「締めて」のボタン、コンテキスト9%・88,222/1,000,000トークンのバーが並んでいる
入力フォームのすぐ上に、普段から確認したい情報と操作ボタンをまとめました。
「メローニ」「メルケル」は、AIエージェントに付けている名前です(メローニは情報システム担当。この画面は Opus 5.5 で動いています)。

今回は、入力フォームのすぐ上に、普段から確認したい情報と操作ボタンをまとめて配置しました。

入力欄の上にまとめたもの 担当A 作業中です… 担当Bに依頼中 前回 20秒・0手 進めてください 締めて コンテキスト 9% 1 2 2 3 4 5 入力欄 ① 今、誰が仕事をしているのか ② AIの作業状況 ③ エージェント同士の連携 ④ コンテキストの使用量 ⑤ 次の指示を素早く出す
模式図。上の画面のどこに何を置いたかを番号で示しています。

① 今、誰が仕事をしているのか

稼働中のエージェントを顔アイコンと名前で表示しています。

画像の例では、メローニが作業中で、メルケルさんに仕事を依頼していることがわかります。

エージェントが増えてくると、誰と会話していたのか、誰がどの仕事を担当していたのか、わからなくなることがあります。

それを画面上で常に確認できるようにしました。

② AIの作業状況を確認する

長時間の作業では、Claude Codeが考えているのか、何かを処理しているのか、別のエージェントの返事を待っているのか、わかりにくいことがあります。

そこで、作業状態や経過時間、操作回数などを表示するようにしました。

作業が進んでいるかを判断する材料になります。

③ エージェント同士の連携を見える化

今使っているエージェントだけでなく、そのエージェントが誰に仕事を依頼しているのかも表示します。

AIエージェントを組織として運用すると、複数のエージェントが連携して仕事を進めるようになります。

ところが、連携が複雑になるほど、人間からは仕事の流れが見えにくくなります。

これを見える化することは、単なる便利機能ではなく、AI組織を管理するうえでも重要だと思っています。

④ コンテキストの使用量を常時表示

コンテキストとは、AIがそのセッションで参照する会話や資料などの情報量のことです。

会話が長くなれば、それだけ使用量も増えていきます。

今回の画面では、使用率とトークン数をバーで表示しています。

例えば上の画像では、約88,000トークン、使用率9%となっています。

コンテキストが増えすぎる前に、新しいセッションへ移るか、会話内容を整理するかを判断できます。

⑤ 次の指示を素早く出す

作業中に、追加の指示を出したくなることもあります。

そこで、すぐに指示を出せる「進めてください」や「締めて」といったボタンも配置しました。

毎回同じ指示をキーボードで入力する必要がありません。

ちょっとしたことですが、毎日何十回もClaude Codeを操作していると、こういう改善が効いてきます。

画面の右側にも便利な機能を追加できる

Modsの面白いところは、今回のような入力フォーム上部だけに限らないことです。

例えば、右側に専用パネルを設けて、エージェントの稼働状況を一覧表示したり、現在の仕事の進行状況や、作業履歴を表示したりすることもできます。

ほかにも、必要な情報を画面の別の場所に表示したり、よく使う機能をボタン化したりと、工夫次第でいろいろなことができます。

Claude Codeを、単なるチャット画面から、自分専用のAI業務管理画面に近づけることもできるわけです。

Claude Codeの使い方自体も効率化する

普段、私たちはClaude Codeを使って、さまざまな業務の自動化や効率化を進めています。

しかし、考えてみると、Claude Codeを操作している自分自身の仕事にも、まだまだ無駄があります。

  • 毎回同じコマンドを入力する。
  • エージェントの作業状況を確認するために、何度も質問する。
  • コンテキストの残量を調べる。
  • どのエージェントが動いているのか確認する。

こういった細かな手間も、積み重なると相当な時間になります。

業務を自動化するだけでなく、その自動化を作っている道具自体も改善する。

これも立派な効率化です。

自分に合わせたClaude Codeを作る

これまで、ソフトウェアの使い勝手が悪ければ、メーカーが改善してくれるのを待つしかありませんでした。

でも、Claude Codeでは違います。

不便だと思ったら、Claude Code自身に相談して、自分が使いやすいように改造してもらえばいい。

もちろん、ModsはClaude Codeの動作にも介入できるため、外部から入手したものは安全性の確認が必要です。自作の場合も、まずは画面表示など影響の小さい機能から試すのがよいでしょう。

AIで仕事を効率化する。そして、AIを使う仕事そのものも効率化する。

Claude Codeを使い込むほど、こういった改善にも価値が出てくると思います。

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